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2023.10.31 Tuesday

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    蓼科高原日記/涼しい避暑地の夏です

    2017.07.20 Thursday

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      すっかり夏空になった蓼科高原 


        
      L'ÊTRE ET NÉANT - ESSAI D'ONTOLOGIE PHÉNOMÉNOLOGIQUE - 
       

      今日の写真はペンション・サンセットのラウンジの窓から見上げる空です。
       
      標高1700mあるので空がとても近く感じられます。
       
      というか、じっさいに空が近いのですが。
       
      山小屋でよくあるように建物全体がすっぽりと雲に呑み込まれてしまうことも普通にあります。
       
      雲の形や空の色はすっかり真夏です。
       
      周囲の森を吹き抜ける風はさらっとしてひんやり冷たい夏の風になりました。
       
      じつに心地よい気候になりました。
       
      こんなふうに季節が劇的に変化するのが蓼科高原の特徴です。
       
      梅雨明けの報道とほぼ同時に「梅雨明けの気候」になりました。
       
      周辺ではいま野生のマーガレットが咲き乱れています。
       
      車山・霧ヶ峰・八島ヶ原のニッコウキスゲの大群生も今週末が有終の美になりそうです。(ビーナスラインを走るクルマの窓からでも十分に楽しめます)
       
      皆様のお越しを「涼しい夏の蓼科高原」でお待ちしています。

       

       

      ★★★

       

      朝に夕にアカハラという野鳥が盛んに鳴いています。上手くオノマトペで表現できないのですが、その歌は8小節から16小節ほどの長く変化に富んだものです。初めて聞いたとき強くこころ惹かれたのですが、ネット上に野鳥の声の情報が少ない時代だったのでそれと分かったときには飛び上がるほどうれしかった。

       

      ふだんは地面をぴょんぴょん跳んで歩いて餌をついばんでいるものすごく地味な姿の鳥でした。全身くすんだ褐色なのですが腹の部分が赤いのでアカハラなのだそうです。

       

      ウグイスも同様にくすんだ褐色のとても小さな鳥です。その美声のイメージとはだいぶ異なりました。(ウグイスだとしてよく間違えられる美しいメジロとは正反対です)

       

      目立ちたい認められたいというのは人間の根源的欲求のようですが、彼らのように目立たないことが生きるための方法になっているというのもまたなんか「深いなあ」と思うのですよね。

       

      私もこつこつ地味に(目立つことなく)頑張ろうと思った夕方でした。

       

      ★★★
       
        
      蓼科はどこに行くにもちょうど良い距離にあるいま流行の「ハブ空港」のような存在だと思います。蓼科で心身を休め、ここを起点にして様々な観光地や山歩きやその他の活動に出かける、その基地として最適の立地なのです。
        
      皆様のお越しをお待ちしております。
       
      ペンション・サンセット オーナー 拝
       
      蓼科高原ペンション・サンセット 公式ホームページ
       
       
      今日の写真:「tateshina 170719」
       
      170719-DSC05289-C1
      Sony α7, Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM + Voigtlander VM-E Close Focus Adapter
       

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